高音質クラシック音楽 サウンドプレステッジ

クラシック音楽/ジャズに最適な音響をお届けします

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アベーテ・ロッソの誕生

何故音は出るのか?


楽器もスピーカーも空気を振動させ空気が人間の鼓膜を振動させます。つまり、空気と物質が摩擦すると何らかの音がでます。あたり前の事ですが、これは非常に興味深いものです。


名器を生み出したストラディヴァリが制作したヴァイオリンの表板も、スピーカーのコーン紙も、同じく空気を振動させます。

しかし、ストラディヴァリのバイオリンは名器でありすばらしい音がします。一方スピーカーは音の立ち上がりが悪くいんちき臭い音がします。


音の研究に毎日没頭しているうちに、ストラディヴァリの生まれた故郷である北イタリアのクレモナに興味を持つようになりました。 色んな方面の方と情報交換をしている時に、クレモナのヴァイオリン制作者と仲良くなったのです。彼と色々な情報を交換するようになり非常に勉強になりました。

膨大な情報が少しずつ私の頭の中で整理され、形になっていきました。そして、楽器から得たヒントをオーディオに生かすと私が求めている音に一歩近づいたのです。


ストラディヴァリのヴァイオリン(表板の共鳴板)には、クレモナの北部のパーネベッチョの森に生えている赤もみの木が使用されています。 イタリア語でアベーテ・ロッソと言い楽器の材料に向いています。ちなみに、白もみの木「アベーテ・ビアンコ」もこの地方に数多く見られます。アベーテ・ロッソと比較すると樹皮が白っぽく、木目が広くて松脂が多いので、楽器には使えませんが、一級品の家具・建具の材料となります。


話がそれましたが、アベーテ・ロッソ(赤もみの木)だけではたいした音はしない! 空気を震わす部分は表面のニスです。


研究を重ねるうちに、名器には、ある共通な秘密が隠されている事に気が付きました。ストラディヴァリもガルネリも、クラッシックギターの名器と言われる「アントニオ・トーレス」「ハウザー」「ラミネス」も、名器には同じ秘密が施されています。ここまで行きつくのに15年は掛かりましたがこれからも音の研究は続きます

そこで、「スピーカー」「アンプ」「CDプレーヤー」に楽器の名器たちに隠された秘密を施すと、すばらしい音が出るようになりました! 

「和音」「音色」「音階」「音程」がこれ程までにしっかりしたのには、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。さらに驚いたのが、生楽器にしか存在しないひとつひとつの音階それぞれが持つ音色が出た事です。それにより楽器7オクターブの幅が出るようになりました。この瞬間「プレステッジのオリジナルチューニング」が完成したのです。


その後、我が家のピアノにもチューニングしたところ、非常に良い音がするようになりました。 分かりやすく言えば、アップライトピアノからグランドピアノの音が出ているような違いです。それくらいに、全てのレベルがバージョンアップしてしまうのです。


私は、「是非このチューニングを広めたい!!」と強く思うようになりました。


そこで、私の好きな「アベーテ・ロッソ」から名前を頂き、本格的なアコーステックミュージシャンや、生の演奏会へ足を運ぶような人たちの五感に響く音を提供する為に、「アベーテ・ロッソ」ブランドを立ち上げ活動を開始する運びとなりました。